慶應義塾大学大学院 医学研究科の面接で評価が一気に下がるNG回答集とは?失敗を防ぐ対策!
院試専門オンライン予備校「志樹舎」が運営する「慶應義塾大学院の院試対策ガイド」をご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは、医学研究科の面接で評価が一気に下がるNG回答集です。
医学研究科の面接は「減点される瞬間」がはっきりしている
医学研究科の面接は、
評価がじわじわ上下するというより、
ある一言で評価が一気に下がる
という特徴があります。
しかもそれは、
- 失礼な態度
- 話し方の拙さ
ではありません。
研究者としての前提を外した発言
をした瞬間です。
NG回答①「臨床ではうまくいっています」
これは、非常に多いNGです。
- 現場では効果が出ています
- 実際には問題ありません
一見、安心材料のように聞こえますが、
医学研究科の面接では逆効果です。
評価者の受け取り方はこうです。
「それ、研究する意味は?」
なぜ評価が下がるのか
医学研究科は、
うまくいっていない理由を探る場
です。
- うまくいっている
- 問題はない
という発言は、
研究の必要性を否定している
と受け取られてしまいます。
NG回答②「誰もやっていない研究です」
新規性を強調したつもりで、
よく出てしまう回答です。
しかし評価者は、
「なぜ誰もやっていないのか」
を考えます。
- 意義がない
- 方法が難しい
- 研究として成立しない
こうした可能性を疑われます。
正しい新規性の伝え方
評価されるのは、
- 先行研究ではここまで分かっている
- しかし、ここが未検証
という、
文脈の中の新規性
です。
NG回答③「とりあえずデータを集めてみます」
この回答は、
研究者として致命的です。
- 仮説がない
- 設計がない
と判断されます。
医学研究科では、
研究は設計してから始めるもの
です。
NG回答④「入学してから考えます」
これも非常に危険な回答です。
- 方法
- データ
- スケジュール
について聞かれた際に、
「まだそこまで考えていません」
と答えると、
研究が走り出せない人
と判断されます。
NG回答⑤「全部指導に従います」
一見、素直に聞こえますが、
医学研究科ではマイナスです。
評価者はこう考えます。
「主体性がない研究者は育たない」
研究は、
自分で考え、修正するもの
です。
NG回答⑥「自信満々に断言する」
- 必ずこの結果が出ます
- 結論は決まっています
このような断言は、
研究の余地がない
と判断されます。
医学研究科では、
不確実性を理解している姿勢
が重要です。
NG回答⑦「専門用語を多用しすぎる」
難しい言葉を使えば
評価されると思ってしまう人がいます。
しかし評価者は、
本当に理解しているか
を見ています。
- 噛み砕いて説明できない
- 質問に答えられない
この状態は、
評価を大きく下げます。
NG回答⑧「先行研究の限界を言えない」
- 有名な研究なので正しい
- 権威ある論文なので問題ない
こうした姿勢は、
研究者として未成熟
と判断されます。
医学研究科では、
限界を理解したうえで使う
ことが前提です。
NG回答⑨「研究よりキャリアの話が前に出る」
- 学位が欲しい
- キャリアアップのため
これ自体が悪いわけではありません。
しかし、
研究の話より前に出る
と、評価は下がります。
NG回答⑩「分からないことを誤魔化す」
分からない質問に対して、
- とりあえず話す
- 話を広げて逃げる
これは即座に見抜かれます。
評価されるのは、
「分かりません」と言える誠実さ
です。
面接で評価が落ちない人の共通点
評価が安定している人には、
明確な共通点があります。
- 研究の話に終始している
- 仮説として語っている
- 限界を理解している
- 指摘を受け止められる
つまり、
研究者として自然な態度
です。
医学研究科の面接で最も大切なこと
最後に、
最も重要なことをお伝えします。
医学研究科の面接では、
完璧な答えは求められていません。
求められているのは、
研究について、
誠実に・構造的に話せるか
それだけです。
まとめ
医学研究科の面接で
評価が一気に下がるNG回答は、
- 研究の必要性を否定する
- 新規性を誤解する
- 仮説なしで語る
- 主体性を放棄する
- 不確実性を無視する
これらに共通するのは、
研究者視点の欠如
です。
面接は怖い場ではありません。
研究について会話できるか
それを確かめる場です。
次回は、
医学研究科の併願戦略と研究計画書の使い分け
を解説します。
ここから、
医学研究科編の終盤戦略に入ります。
志樹舎
では、大学院入試の各種対策に特化した専門性の高いサポートを行っています。
院試受験でお困りの方は、
無料相談
にお気軽にお申し込みください。
※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。


