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今回のテーマは、経済学研究科で求められる学生像とは何か、です。

「できる学生」と「選ばれる学生」は違う

  • 数学はかなりやっています
  • ミクロ・マクロは一通り勉強しました
  • 成績も悪くないと思います

それでも結果が伴わない人がいます。

求められているのは「できる学生」ではなく「研究者として伸びる学生」だからです。

見られているのは「現在地」より「伸び代」

教員が見ているのは、

この人は研究を続ける中でどこまで伸びるかという視点です。

求められる学生像① 研究として考えられる人

経済の話題を、

  • 理論枠組み
  • 変数設定
  • 検証方法

に落とし込んで考えられる人が評価されます。

求められる学生像② 方法を選べる人

理論・実証・応用の中から、

自分の問いに合った方法を選び、説明できることが重要です。

数学ができる人が必ずしも評価されない理由

数式が扱えても、研究の問いが見えなければ評価は上がりません。

数学は道具であり、目的ではありません。

求められる学生像③ 自分の限界を把握している人

  • どこが弱いか
  • どこを補強すべきか

を理解している人は、指導しやすいと評価されます。

社会人に求められる視点

実務経験は強みですが、

研究に変換できていることが前提です。

真面目な優等生が落ちる理由

与えられた問題を解く姿勢のままだと、

研究の主体性が見えないと判断されます。

求められる学生像④ ブレない軸を持っている人

  • 何を明らかにしたいのか
  • なぜ経済学なのか
  • なぜこの方法なのか

ここが一貫している人は、評価されやすいです。

求められていない学生像

  • 就職に有利そうだから
  • 何となく経済学
  • 数学が得意だから

まとめ

  • 問題を研究に変換できる
  • 方法を選び、説明できる
  • 自分の現在地を理解している

重要なのは、研究者として伸びる方向を向いているかです。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。