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今回のテーマは、経済学研究科の入試制度と評価構造を完全整理です。

「何を頑張れば評価されるのか」が分からない人が一番不利

  • 数学をどこまでやればいいのか分からない
  • 研究計画書と筆記、どっちが大事なのか
  • 英語はどの程度見られているのか

原因は努力不足ではなく、入試制度と評価構造を整理できていないことです。

経済学研究科の入試は「点数勝負」ではなく、複数要素の総合評価です。

経済学研究科の入試は「専修別」に重みが違う

理論系・実証系・政策応用系など、専修によって

  • 筆記試験
  • 数学
  • 研究計画書

の評価バランスが変わります。

入試を構成する3つの要素

  1. 出願書類(研究計画書など)
  2. 筆記試験(専門・数学・論述)
  3. 面接試験

どれか一つが突出すれば合格、という試験ではありません。

評価の軸① 出願書類(研究計画書)

  • テーマが明確か
  • 経済学として成立しているか
  • 方法(理論・実証)が妥当か

ここが弱いと、数学や筆記での挽回はほぼできません。

評価の軸② 筆記試験の本当の役割

筆記は高得点勝負ではなく、研究に耐えうる基礎があるかの確認です。

  • ミクロ・マクロの基本理解
  • 数学的思考の最低ライン
  • 論理的説明力

数学は「できるか」より「どう使うか」

評価されるのは、

  • 数学を使って何を分析したいか
  • モデルを理解して扱っているか

評価の軸③ 面接試験の位置づけ

面接は、

  • 書類と説明の一致
  • 研究計画の理解度
  • 方法の説明力

を確認する場です。

合否は「足し算」ではなく「バランス」

致命的な弱点がないかが見られています。

  • 研究計画が弱い
  • 数学が不足
  • 説明が破綻

社会人受験生の注意点

実務経験は強みですが、

経済学としてどう扱うかを説明できなければ評価されません。

「全部頑張る」は戦略ではない

重要なのは、専修ごとの評価軸を見極めることです。

まとめ

  • 研究計画が土台
  • 筆記は基礎確認
  • 面接は整合性チェック

この構造を理解すれば、優先順位が明確になります。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。