【KBSの魅力】MBAプログラムの全貌:2年間で体得できる力
院試専門オンライン予備校「志樹舎」が運営する「慶應義塾大学大学院の院試対策ガイド」をご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは「【KBSの魅力】MBAプログラムの全貌:2年間で体得できる力」です。
前回は、慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)が掲げる「新たな構想を作り実現するリーダーを育成する」というミッションと、「教育・研究・ネットワーク」という3つの価値についてご紹介しました。
今回は、その理念を実際の教育の場で体現しているMBAプログラムについて詳しく見ていきます。KBSのMBAは、日本で最も歴史のあるビジネススクールとして培ってきた教育ノウハウが詰まったプログラムです。2年間という限られた期間の中で、学生は知識だけではなく、経営者として必要な思考力や判断力、そしてリーダーシップを身につけていきます。
2年間のフルタイム教育だからこそ得られる学び
KBSのMBAプログラムは、4月入学・2年間のフルタイム制を基本としています。
近年では、夜間や土日に通学できるMBAも増えています。しかしKBSでは、あえてフルタイムという学習スタイルを採用しています。その理由は、経営について深く考える時間を十分に確保するためです。
日々の仕事と両立しながら学ぶスタイルにはメリットがありますが、一方で学習時間にはどうしても限界があります。KBSでは、仕事から一度離れ、朝から夜まで経営について考え続ける環境を用意することで、短期間で大きく成長できる教育を目指しています。
授業だけではなく、予習や復習、グループワーク、ディスカッションの準備など、学生が学習に費やす時間は非常に多くなります。最初はその学習量に驚く人も少なくありません。しかし、この積み重ねが経営者としての視野を広げ、物事を多面的に考える力につながっていきます。
慶應型ケースメソッドで「考える力」を鍛える
KBSを代表する教育手法が「慶應型ケースメソッド」です。
一般的な講義では、教員が知識を説明し、学生はそれを理解することが中心になります。しかしケースメソッドでは、実際の企業が直面した経営課題を題材に、「自分ならどう判断するか」を考えることが求められます。
授業前にはケースを読み込み、自分なりの結論をまとめます。そして授業では、その考えを発表し、多様なバックグラウンドを持つクラスメートと議論を重ねます。
当然ながら、全員が同じ答えになることはありません。製造業で働いてきた人、金融業界の人、IT企業の人、公務員経験者など、それぞれの立場から異なる意見が出てきます。
その中で、自分とは違う視点に触れ、自分の考えを修正したり、より深く掘り下げたりする経験を繰り返します。
経営には、唯一の正解が存在しない場面が数多くあります。だからこそKBSでは、「正解を覚える」ことではなく、「正解のない問題に向き合う力」を育てることを重視しています。
少人数ゼミで専門分野を深く学ぶ
ケースメソッドによって幅広い経営知識を身につける一方で、自分の興味や将来のキャリアに合わせて専門性を深められるのが少人数ゼミです。
ゼミでは、第一線で研究を続ける教員の指導のもと、経営戦略、マーケティング、ファイナンス、組織論、イノベーションなど、それぞれの専門分野について深く学びます。
少人数だからこそ、教員との距離も近く、一人ひとりが主体的に研究や議論へ参加できます。
実務経験を持つ学生も多いため、自分の会社が抱える課題をテーマに研究を進めるケースもあります。理論だけではなく、実際のビジネスに結びつけながら学べる点もKBSならではの特徴です。
世界につながる国際的な学習環境
KBSは、日本で最初に国際認証であるAACSB Internationalを取得したビジネススクールとしても知られています。
これは教育の質が国際的な基準を満たしていることを示す認証であり、世界中のビジネススクールとのネットワークづくりにもつながっています。
海外の提携校との交流や国際プログラム、デュアル・ディグリープログラムなども用意されており、世界を舞台に活躍するための視野を広げる機会が数多くあります。
ビジネスは国内だけで完結する時代ではありません。海外企業との競争や協業、異文化理解など、グローバルな視点は今後ますます重要になります。
KBSでは、こうした国際的な環境の中で、多様な価値観に触れながら学ぶことができます。
キャリア支援と一生続くネットワーク
フルタイムで学ぶことを考えた時、「卒業後のキャリアが不安」と感じる方もいるかもしれません。
KBSでは、キャリア支援にも力を入れており、学生一人ひとりが将来の進路を考えられるようサポート体制が整えられています。
また、2年間をともに過ごす仲間とのつながりは、KBSで得られる大きな財産の一つです。
毎日のようにケースを読み、グループワークを行い、議論を重ねながら学んだ仲間とは、自然と強い信頼関係が生まれます。
卒業後も業界を超えて相談できる仲間となり、新しいビジネスが生まれるきっかけになることも珍しくありません。
こうした人的ネットワークは、知識や資格では得られない価値として、多くの修了生が魅力に挙げています。
2年間で身につくものとは
KBSのMBAプログラムでは、経営学の知識だけを学ぶわけではありません。
論理的に考える力、自分の考えを伝える力、多様な価値観を受け入れる力、困難な状況でも意思決定する力など、経営者として必要な総合力を磨いていきます。
さらに、ケースメソッドやゼミ、国際交流、学生同士の議論を通じて、自分自身の強みや課題にも向き合うことになります。
入学時と卒業時では、物事を見る視点や考え方が大きく変わったと話す修了生が多いのも、KBSならではの特徴です。
2年間という時間は決して短くありません。しかし、その時間を本気で学び続けた経験は、その後のキャリアに長く活かされる大きな財産になります。
まとめ
今回は、KBSのMBAプログラムについてご紹介しました。
フルタイムで経営に向き合う2年間、慶應型ケースメソッドによる実践的な学び、少人数ゼミでの専門研究、国際的な学習環境、そして一生続く人的ネットワーク。
KBSのMBAプログラムには、リーダーとして成長するために必要な環境が整っています。
もし皆さんが、自分の視野を広げたい、経営を体系的に学びたい、将来は組織や社会を動かす立場になりたいと考えているのであれば、KBSは非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
ぜひKBSでの2年間を通じて、自ら考え、新しい構想を描き、それを実現できるリーダーを目指してみてください。
※本記事は執筆時点の情報をもとに作成しています。入試制度やカリキュラム、プログラム内容は変更される場合があります。最新情報については、必ず慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)公式サイトをご確認ください。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。


