学生主体の熱き戦い!「委員長杯」で描く新たなビジネスの構想

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今回のテーマは「学生主体の熱き戦い!『委員長杯』で描く新たなビジネスの構想」です。

慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)への進学を目指している皆さんは、MBAと聞くとケースディスカッションや経営理論の学習をイメージすることが多いかもしれません。

もちろん、それらはKBSの学びの中心です。しかし、KBSで学ぶ目的は単に知識を増やすことではありません。

KBSが掲げるミッションは、「新たな構想を作り実現するリーダー」を育成することです。

つまり、既存の企業や事業を分析するだけでなく、自ら新しい価値を創り出す力を養うことが求められています。

その力を実践的に鍛える場として、多くの学生が熱狂するイベントがあります。

それが「委員長杯」です。

今回は、KBSの学生主体イベントである委員長杯について、その魅力や学びの価値を紹介していきます。

委員長杯とは何か

委員長杯は、KBSの学生たちがチームを組み、新しいビジネスアイデアや事業構想を提案する学生主体のコンテストです。

授業で学んだ経営理論や分析手法を活用しながら、社会課題や市場ニーズを発見し、それに対する解決策をビジネスとして形にしていきます。

単なるアイデアコンテストではありません。

市場性、収益性、実現可能性、競争優位性など、多角的な観点から検討しながら事業プランを作り上げていきます。

2025年には「Assemble the dots.」をテーマに、13チームが参加したことが紹介されています。

学生たちは限られた期間の中で議論を重ね、自分たちなりのビジネス構想を磨き上げました。

教室で学んだ内容を実践に落とし込む絶好の機会と言えるでしょう。

ケース分析から構想創造へ

KBSの授業では、慶應型ケースメソッドを通じて実際の企業事例を分析します。

「もし自分が経営者だったらどう判断するか」を考えることで、経営者としての意思決定力を鍛えていきます。

しかし、委員長杯では立場が少し変わります。

与えられたケースを分析するのではなく、自分たちで新しい事業を考えなければなりません。

市場調査を行い、顧客課題を発見し、ビジネスモデルを設計し、収益計画まで考える必要があります。

分析力だけでなく、創造力や発想力も求められるのです。

まさに「新たな構想を作り実現するリーダー」というKBSの理念を体現する場だと言えるでしょう。

「Assemble the dots.」に込められた意味

委員長杯2025のテーマは「Assemble the dots.」でした。

直訳すると、「点を集めてつなげる」という意味です。

この言葉はMBAでの学びそのものを表しているようにも感じます。

KBSにはさまざまな背景を持つ学生が集まります。

学部卒業後すぐに進学した学生もいれば、社会人経験を持つ学生もいます。

専門分野も、経済、工学、情報、法律など多岐にわたります。

それぞれが持つ経験や知識は、一つひとつが「点」です。

さらに、授業で学ぶマーケティング、戦略論、組織論、会計学、ファイナンスなどの知識も新たな点として加わります。

委員長杯では、それらの点を結びつけながら新しい価値を創造していきます。

異なる知識や経験が融合したとき、これまで存在しなかったビジネスアイデアが生まれるのです。

多様な仲間との協働が成長を加速させる

委員長杯の魅力は、優れたアイデアを競うことだけではありません。

多様な仲間と協力しながら、一つの目標に向かって挑戦する経験そのものに大きな価値があります。

チームで議論を進める中では、意見の衝突もあります。

あるメンバーは革新性を重視し、別のメンバーは実現可能性を重視するかもしれません。

収益性を優先する意見もあれば、社会課題の解決を重視する意見もあります。

そうした違いを乗り越えながら、一つの方向性を見つけていくプロセスは決して簡単ではありません。

しかし、その経験こそがリーダーシップの本質です。

異なる価値観を持つ人たちをまとめ、共通の目標へ導く力は、将来どのようなキャリアを歩むとしても大きな財産になります。

理論を実践へ変える場

MBAで学ぶ理論は非常に重要です。

しかし、本当に価値があるのは、その理論を現実の課題解決に活用できることです。

委員長杯では、学んだ理論を実際の事業構想へと落とし込んでいきます。

市場分析や競争戦略、顧客分析や組織設計など、授業で学んだ知識が総動員されます。

また、プレゼンテーションでは教授陣から鋭い質問が飛んできます。

その事業は本当に成立するのか。

競合との差別化はできているのか。

顧客は本当にそのサービスを必要としているのか。

そうした問いに答える中で、自分たちの構想をさらに磨き上げていきます。

この経験は、起業を目指す人だけでなく、企業で新規事業に携わりたい人にとっても非常に有益な学びになります。

入学後の成長をイメージしてみよう

KBSへの進学を考えている方の中には、「自分にそこまでできるだろうか」と不安を感じる人もいるかもしれません。

しかし、多くの学生は入学時から完成されたリーダーではありません。

授業で学び、仲間と議論し、委員長杯のような挑戦を経験する中で大きく成長していきます。

重要なのは、現時点で完璧であることではなく、自ら成長したいという意欲を持っていることです。

委員長杯は、その成長のプロセスを象徴するイベントの一つと言えるでしょう。

まとめ:KBSで新たな構想を形にしよう

委員長杯は、KBSで学ぶ学生たちの情熱と創造力が集まる象徴的なイベントです。

経営理論を学ぶだけではなく、自ら新しい価値を創り出し、多様な仲間と協働しながら社会に提案していく経験は、将来のリーダーにとって大きな財産になります。

KBSには、知識だけでなく挑戦の機会があります。

ケースディスカッションで鍛えた思考力を、新しいビジネスの構想へとつなげる。

そして、その構想を仲間とともに形にしていく。

そんな経験を積み重ねることで、皆さんは「新たな構想を作り実現するリーダー」へと近づいていくはずです。

KBSへの進学を考えている皆さんも、ぜひ自分自身の可能性を信じて挑戦してみてください。


※本記事は執筆時点の情報をもとに作成しています。イベント内容や開催形式、募集概要等は変更される可能性があります。最新情報については、必ず慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)公式サイトをご確認ください。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。