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今回のテーマは
大学院入試で「情報収集」が合否を分ける理由
です。
「同じ努力量なのに結果が違う」最大の原因
大学院入試では、こんな現象が頻繁に起きます。
- 勉強時間は同じくらい
- 研究計画書もそれなり
- 面接対策もしている
それなのに、
Aさんは合格
Bさんは不合格
この差を生む最大の要因が、情報収集の質と順序です。
大学院入試は、努力量よりも情報の扱い方で結果が変わります。
大学院入試は「情報戦」である
まず理解しておくべき前提があります。
大学院入試は、
- 全国一律の試験
- 共通ルールの競争
ではありません。
研究科ごと・専攻ごと・教員ごとに、評価の力点が異なります。
つまり、正しい情報を持っている人ほど有利になる構造です。
情報不足で起きる典型的な失敗
- 研究科の求める人物像を誤解する
- 出願書類の力点を外す
- 面接でズレた受け答えをする
本人は真面目にやっているのに、
「方向が違う」という理由で落ちてしまいます。
「調べているつもり」で足りていない情報
多くの受験生は、こう言います。
「募集要項は読んだ」「ホームページも見た」
もちろん必須ですが、それだけでは足りません。
差がつくのは、
- 行間の情報
- 表に出にくい評価基準
- 実際の運用
です。
合否を分ける情報① 研究科ごとの評価の癖
同じ研究計画書でも、
- 理論重視
- 実証重視
- 問題設定重視
など、評価の癖があります。
これを知らずに汎用的な計画書を出すと、評価は伸びません。
合否を分ける情報② 指導教員の研究関心
どの教員が、どの分野を、どの立場で研究しているか。
ここを外すと、
「研究テーマは悪くないが、うちではない」
という評価になります。
合否を分ける情報③ 過去の合格者の傾向
- どんなバックグラウンドか
- どんなテーマか
- どんな構成か
合格者には、共通した設計があります。
情報が多すぎても失敗する
- 迷いすぎる
- 決めきれない
- 行動が遅れる
情報収集は、判断するためにやるものです。
正しい情報収集の順序
- 募集要項・公式情報
- 研究科・専攻の特徴
- 指導教員の研究内容
- 合格者・不合格者の傾向
- 実際の運用・注意点
情報収集がうまい人の共通点
- 自分の研究に引きつけて考える
- 取捨選択が早い
- 設計に反映する
情報は「安心材料」ではなく「戦略材料」
どこで勝負するか、どこを捨てるか、何を強調するか。
その判断材料として情報を使う必要があります。
まとめ
大学院入試で情報収集が合否を分ける理由は、
努力量の差ではなく、努力の方向が決まるからです。
情報収集は、準備の一部ではなく、戦略そのものです。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。


