院試専門オンライン予備校「志樹舎」が運営する「慶應義塾大学院の院試対策ガイド」をご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは
文学研究科の入試制度と評価構造を完全整理
です。
「制度は分かるが、評価が分からない」という壁
- 募集要項は読んだ
- 試験科目も把握している
- でも、何をどう評価されるのか分からない
文学研究科入試の難しさはここにあります。
制度は公開されているが、評価構造は見えにくい。
文学研究科の入試は「専攻別・個別設計」
文学研究科の入試は、研究科一括ではなく、
専攻ごとに独立して設計されています。
- 試験科目
- 重視される能力
- 配点の感覚
これらは専攻ごとに大きく異なります。
「文学研究科」単位で対策すると、ズレやすくなります。
入試制度の基本構造
文学研究科の入試は、主に次の3要素で構成されます。
- 出願書類(研究計画書・志望理由書・成績証明書など)
- 筆記試験(専門・論述・語学)
- 面接試験
この3つを総合評価で判断します。
評価の中心は「出願書類」
評価の軸になるのは、出願書類です。
- 研究計画書
- 志望理由書
研究を始める前に、
どんな研究者になりうるかを示す唯一の材料だからです。
ここで評価が低いと、筆記や面接での挽回はほぼ不可能です。
筆記試験の役割は「研究思考の確認」
筆記試験は、知識量を競う場ではありません。
確認されているのは、
- 研究的な思考ができるか
- 文献を踏まえて論じられるか
暗記中心の対策では評価が伸びません。
語学試験は「足切り+研究適性」
語学試験の目的は、
- 研究文献を読めるか
- 研究に必要な最低限の力があるか
高得点で逆転するためのものではありません。
ただし、極端に弱い場合は評価を下げます。
面接は「確認」の場
面接は評価の主戦場ではありません。
- 書類内容を理解しているか
- 研究を自分の言葉で説明できるか
- 指導を受ける準備があるか
書類と発言がズレると、評価は一気に下がります。
評価構造を一言で言うと
研究として成立する可能性があるか
- テーマは成立しているか
- 方法は現実的か
- 先行研究を理解しているか
すべての評価は、この観点に集約されます。
専攻ごとに異なる「重み」
- 書類重視の専攻
- 筆記重視の専攻
- 語学が厳しい専攻
重みの置き方は専攻ごとに異なります。
一般論や他専攻の体験談は、そのまま当てはまりません。
評価構造を理解すると準備が変わる
評価構造を理解すると、
- 時間をかけるべき場所
- 最低限でよい部分
- 差がつくポイント
が明確になります。
文学研究科入試は、均等に頑張る試験ではありません。
まとめ
文学研究科の評価構造はシンプルです。
- 研究として成立するか
- 指導可能か
- 最後までやり切れそうか
これを、書類・筆記・面接で多面的に確認しているだけです。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。


