院試専門オンライン予備校「志樹舎」が運営する「慶應義塾大学院の院試対策ガイド」をご覧いただき、ありがとうございます。
今回のテーマは文学研究科の面接で必ず聞かれる質問と意図です。
「面接はおまけ」という誤解が一番危険
文学研究科の面接は形式確認ではありません。
「最終確認」ではなく「適合判定」の場です。
ここでズレが見つかると、研究計画書の評価も一気に下がります。
文学研究科の面接は「就活面接」ではない
人柄や話し方よりも、
書類に書いた研究を本当に理解しているかが見られています。
面接は研究計画書の延長線上にある
面接で挽回することはできません。
研究計画書の内容が、本人の中で整理されているかを確認する場です。
必ず聞かれる質問①「研究テーマを説明してください」
- テーマの核心を理解しているか
- 抽象語に逃げていないか
対象・問い・目的を2〜3分で整理して話せることが重要です。
必ず聞かれる質問②「なぜそのテーマなのですか」
- 問いの必然性があるか
- 問題意識の背景があるか
感情的な理由だけで終わらないことが重要です。
必ず聞かれる質問③「先行研究はどう整理していますか」
- 分野の全体像を理解しているか
- 自分の立ち位置を把握しているか
文献名の羅列ではなく、論点整理が求められます。
必ず聞かれる質問④「方法はどう考えていますか」
- 実際に研究を進められるか
- 方法が具体的か
「考察する」「比較する」では不十分です。
どの資料をどう扱うかまで説明できる必要があります。
必ず聞かれる質問⑤「なぜ慶應なのですか」
- 研究環境との適合
- 指導可能性の確認
研究内容と文学研究科との具体的な接点を話せることが重要です。
面接でよくある失敗パターン
- 書類と話す内容がズレる
- 長く話しすぎる
- 分からないことを誤魔化す
分からないことを正直に伝える姿勢は、むしろ評価されます。
「うまく話す」必要はない
評価されるのは話術ではなく、
論理の一貫性と研究への向き合い方です。
面接対策で最も重要なこと
研究計画書を他人に説明できるレベルまで理解すること。
なぜこの構成なのか、なぜこの文献なのかを説明できるようにします。
面接は「落とす場」ではないが「ふるい」ではある
書類で見えた違和感を確認する場です。
その違和感を払拭できるかが評価の分かれ目になります。
まとめ
文学研究科の面接で問われるのは、
- 研究テーマ
- 問いの必然性
- 先行研究
- 方法
- 研究環境との適合
面接対策とは、想定問答の暗記ではなく、
研究を自分の言葉で語れるようにすることです。
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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。
この記事を監修した人
小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。
代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。
早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。
現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。
ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。


