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今回のテーマは、医学研究科の面接で必ず聞かれる質問と意図です。


医学研究科の面接は「合否逆転の場」ではない

医学研究科の面接について、
多くの受験生が誤解しています。

  • 面接で印象を良くすれば逆転できる
  • 受け答えが上手なら評価される
  • 人柄が良ければカバーできる

しかし、医学研究科の面接は、

合否をひっくり返す場ではありません。

面接の役割は、

書類で見えた研究者像が本物かどうかを確認すること

です。


医学研究科の面接は「研究者面談」

まず前提をはっきりさせます。

医学研究科の面接は、

  • 就職面接
  • 人物面接

ではありません。

研究についての専門的な対話

です。

そのため、
質問内容も非常に一貫しています。


面接で必ず聞かれる質問①

「研究テーマを簡単に説明してください」

これは、
ほぼ例外なく聞かれます。

この質問の意図は、

研究を構造的に理解しているか

を確認することです。

  • 背景
  • 問い
  • 仮説

を、
短く・論理的に説明できるかが見られます。


この質問で落ちる典型例

  • 背景説明が長すぎる
  • 専門用語が多すぎる
  • 結局、何を調べたいのか分からない

評価者は、

「この人、自分の研究を把握していない」

と感じます。


面接で必ず聞かれる質問②

「なぜこの研究が必要なのですか」

この質問では、

研究の意義理解

が見られています。

重要なのは、

  • 社会的に重要
  • 臨床的に役立つ

だけで終わらないことです。


評価される答え方の視点

評価されるのは、

  • 先行研究で何が分かっているか
  • 何がまだ十分に分かっていないか
  • そのギャップをどう埋めるのか

という研究的意義です。


面接で必ず聞かれる質問③

「先行研究との違いは何ですか」

この質問は、

研究者として考えているか

を測る核心質問です。

  • 新規性
  • 独自性

を、自分の言葉で説明できるかが問われます。


NGになりやすい回答

  • 誰もやっていません
  • 新しいと思います
  • あまり研究されていません

これらはすべて、

先行研究を理解していない

と判断されます。


面接で必ず聞かれる質問④

「方法はなぜそれを選びましたか」

医学研究科では、

方法論への理解

が非常に重視されます。

  • なぜこの方法なのか
  • 他の方法ではだめなのか

ここを説明できないと、

研究設計が弱い

と判断されます。


面接で必ず聞かれる質問⑤

「研究の限界は何ですか」

この質問を怖がる人が多いですが、
実は評価を上げるチャンスです。

評価者が見ているのは、

限界を理解したうえで研究しているか

です。


良い回答の特徴

  • 対象の制約
  • 方法の限界
  • 今後の展開

を冷静に語れると、

研究者として成熟している

と高く評価されます。


よく聞かれるが評価が分かれない質問

次の質問もよく出ますが、
合否を大きく左右するものではありません。

  • なぜ慶應なのですか
  • 修了後はどう考えていますか

ここで重要なのは、

研究と一貫しているか

だけです。


医学研究科の面接で見られている本質

医学研究科の面接で見られている本質は、
一言で言えばこれです。

「この人と、研究の話を続けられるか」

  • 話が通じるか
  • 論点を理解しているか
  • 指摘を受け止められるか

ここが評価されています。


面接対策でやってはいけないこと

  • 想定問答を丸暗記する
  • 難しい言葉で飾る
  • 自信満々に断言する

医学研究科では、

柔軟に考えられる姿勢

が、
むしろ高く評価されます。


面接前に最低限準備すべきこと

医学研究科の面接前には、
最低限、次を準備してください。

  • 研究テーマを3分で説明できる
  • 先行研究の要点を説明できる
  • 方法と限界を説明できる

これができれば、
面接で大きく崩れることはありません。


まとめ

医学研究科の面接で
必ず聞かれる質問と意図を整理します。

  • テーマ説明 → 理解度確認
  • 意義 → 研究的思考
  • 先行研究との差 → 新規性理解
  • 方法 → 設計力
  • 限界 → 研究者適性

医学研究科の面接は、

研究者として対話できるか

を確認する場です。

次回は、
医学研究科の面接で評価が一気に下がるNG回答集
を解説します。

「何を言わないか」が、
面接では非常に重要です。


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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。