
自分はいつ受けるべき?慶應SDM入試のI期・II期・III期の選び方と受験戦略
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今回のテーマは「自分はいつ受けるべき?慶應SDM入試のI期・II期・III期の選び方と受験戦略」です。
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科、通称慶應SDMへの進学を考えたとき、「入試が年に3回あるけれど、自分はどの時期に受験すればよいのだろう」と迷う方は少なくありません。
慶應SDMの修士課程・後期博士課程の入試は、I期・II期・III期に分けて実施されます。ただし、それぞれの入試で選べる入学時期が異なるため、単純に都合のよい時期を選べばよいわけではありません。
この記事の投稿日は2026年8月1日です。この時点でI期入試はすでに終了しているため、これから出願を考える方は、原則としてII期またはIII期を検討することになります。
入学を希望する時期だけでなく、研究計画の完成度、指導希望教員との事前コンタクト、仕事や学業との兼ね合いまで考えた上で、自分に合う受験時期を選びましょう。
慶應SDMのI期・II期・III期の違い
2026年度に実施される慶應SDM入試では、I期が2026年9月入学または2027年4月入学、II期とIII期が2027年4月入学または2027年9月入学を希望する方を対象としています。
2026年8月1日時点では、2026年9月入学を目指すI期入試はすでに終了しています。そのため、これから受験準備を始める方が選べるのは、2027年4月入学または2027年9月入学です。
2027年4月入学を希望する場合は、II期とIII期のどちらも受験候補になります。2027年9月入学を希望する場合も、II期またはIII期から選ぶことができます。
どちらの期を選ぶかは、出願までに研究計画や事前コンタクトを十分に進められるかどうかで判断することが大切です。
II期入試を選ぶのが向いている人
II期入試のWebエントリーおよび出願期間は、2026年9月18日から10月1日までです。事前審査が必要な方は、2026年8月31日から9月2日までに手続きを行う必要があります。
投稿日である8月1日から出願開始までは、約1か月半です。そのため、すでに研究したいテーマがある程度決まっており、指導を希望する教員の候補も絞れている方は、II期入試を目指せる可能性があります。
社会人経験やこれまでの学習をもとに、研究の背景、問題意識、研究目的を説明できる状態であれば、すぐに研究計画書の作成と教員研究を進めましょう。
一方で、慶應SDMで何を研究したいのかがまだ曖昧な方や、教員の専門分野をほとんど調べていない方は注意が必要です。出願期限に間に合わせることだけを優先すると、研究計画の内容が浅くなるおそれがあります。
II期を選ぶ場合は、8月中に研究テーマを整理し、事前コンタクトを進め、9月には出願書類の最終調整に入れる状態を目指しましょう。
III期入試を選ぶのが向いている人
III期入試のWebエントリーおよび出願期間は、2026年12月25日から2027年1月14日までです。事前審査が必要な方は、2026年12月7日から12月9日までに手続きを行います。
これから研究テーマを探す方、先行研究を十分に読みたい方、指導希望教員との接点を慎重に確認したい方は、III期入試を選ぶ方が現実的です。
III期であれば、夏から秋にかけて教員や研究分野を調べ、研究計画書を複数回書き直す時間を確保できます。社会人受験生にとっては、仕事との調整をしながら準備しやすい点もメリットです。
ただし、準備期間が長いことで、かえって行動を先延ばしにしてしまう方もいます。III期を選ぶ場合でも、秋までに研究テーマと指導希望教員の候補を固め、11月頃には研究計画書の内容をまとめておきましょう。
また、出願期間が年末年始に重なるため、卒業証明書や成績証明書などの書類は早めに取得する必要があります。
2027年4月入学と9月入学の選び方
受験する期を決める前に、2027年4月入学と9月入学のどちらを希望するのかを考える必要があります。
4月入学は、日本の一般的な年度の始まりに合わせて大学院生活を始めたい方に向いています。勤務先の退職や休職、引っ越しなども、年度末に合わせて調整しやすい場合があります。
9月入学は、仕事のプロジェクトが年度末まで続く方や、研究準備により多くの時間を使いたい方にとって選択肢になります。
入学時期を決める際は、入試日程だけでなく、授業の実施言語や履修方法、仕事や家庭との両立についても確認しましょう。
事前コンタクトの進み具合で判断する
慶應SDMの受験時期を選ぶ上で、重要な判断材料となるのが指導希望教員との事前コンタクトです。
事前コンタクトでは、自分が取り組みたい研究内容や、その教員を希望する理由を伝えます。単に「興味があります」と連絡するだけではなく、教員の研究内容と自分の問題意識がどのようにつながるのかを説明する必要があります。
教員からの返信には時間がかかる場合もあります。II期入試を考えている方は、8月1日の時点で教員研究や研究テーマの整理を始めていなければ、早急に準備を進めなければなりません。
研究計画が固まっておらず、十分な事前コンタクトができない場合は、無理にII期へ出願せず、III期に切り替える判断も大切です。
早く受験することよりも、研究内容と教員の専門性が合っている状態で出願することを優先しましょう。
事前コンタクトができない期間に注意する
各入試では、出願締切日から2次選考の合格発表まで、事前コンタクトの申込みフォームが利用できない期間があります。
II期入試では、2026年10月1日の出願締切後から、10月27日の2次選考合格発表までが該当します。
III期入試では、2027年1月14日の出願締切後から、2月9日の2次選考合格発表までが該当します。
この期間に入ってから指導希望教員へ相談しようとしても、事前コンタクトを進めることはできません。出願直前ではなく、時間に余裕を持って連絡することが必要です。
事前審査が必要かを確認する
出願資格によっては、正式な出願の前に事前審査を受けなければならない場合があります。
II期入試の事前審査期間は、2026年8月31日から9月2日までです。投稿日である8月1日から考えると、準備できる期間は約1か月しかありません。
事前審査に必要な書類の取得に時間がかかることもあるため、自分が対象となる可能性がある場合は、すぐに最新の入試要項を確認しましょう。
III期入試の事前審査期間は、2026年12月7日から12月9日までです。II期の事前審査に間に合わない場合は、III期を視野に入れて準備を進める方法もあります。
合格後の入学手続きも考えておく
受験時期を選ぶ際は、合格後の入学手続きや生活の準備についても考えておきましょう。
2027年4月入学の手続き期間は、2027年2月12日から2月22日までです。2027年9月入学の手続き期間は、2027年7月8日から7月16日までとなっています。
入学手続きでは、必要書類の提出や学費の納入などが求められます。社会人の場合は、退職、休職、勤務時間の変更などについても、早めに見通しを立てておく必要があります。
合格してからすべてを考えるのではなく、受験を決めた段階で入学後の生活まで想定しておくと安心です。
まとめ
2026年8月1日時点で、慶應SDMのI期入試はすでに終了しています。これから受験する方は、2027年4月入学または9月入学を目指し、II期またはIII期を選ぶことになります。
研究テーマと指導希望教員がある程度決まっており、すぐに事前コンタクトや出願書類の作成を進められる方は、II期入試を検討できます。
一方で、研究テーマをこれから考える方や、教員研究と先行研究の確認に時間をかけたい方は、III期入試を選ぶ方がよいでしょう。
受験時期は、早ければよいというものではありません。入学希望時期、研究計画の完成度、事前コンタクトの状況、事前審査の必要性を確認し、自分が十分に準備できる期を選ぶことが大切です。
出願期限から逆算して、研究テーマの整理、教員探し、研究計画書の作成を進めましょう。無理のない計画を立てることが、慶應SDM合格に近づくための第一歩です。
注意事項:本記事は2026年8月1日時点の情報を前提として作成しています。入試日程、対象となる入学時期、出願資格、事前審査、事前コンタクト、選考方法、入学手続きなどは変更される場合があります。受験準備を進める際は、必ず慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の公式サイトおよび最新の入学試験要項をご確認ください。


