面接時間は選べない|慶應SDMの2次選考当日に失敗しないためのスケジュール調整術

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今回のテーマは「面接時間は選べない|慶應SDMの2次選考当日に失敗しないためのスケジュール調整術」です。


慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科、通称慶應SDMの1次選考を通過すると、最終関門となる2次選考へ進みます。

研究計画や志望理由の面接対策に意識が向きがちですが、同じくらい注意したいのが、当日のスケジュール管理です。

慶應SDMの2次選考では、試験時間が研究科から指定されます。受験生が午前や午後などの希望を出したり、仕事や移動の都合に合わせて時間を変更してもらったりすることはできません。

そのため、1次選考に合格してから予定を調整しようと考えるのではなく、出願した段階から2次選考日を終日空けておく必要があります。

この記事では、面接時間の指定に関する注意点と、社会人受験生や遠方から受験する方が直前に慌てないための準備方法を解説します。


2次選考の試験時間は研究科から指定される

慶應SDMの2次選考では、試験時間が1次選考の合格発表時に研究科から指定されます。

受験生の希望による変更や調整は行われないため、指定された時間に合わせて予定を組まなければなりません。

例えば、午後に面接が行われると予想して午前中に仕事を入れていても、実際には朝の時間を指定される可能性があります。反対に、午前中に終わるつもりで夕方から予定を入れていたところ、午後遅い時間を指定されることも考えられます。

何時に指定されても対応できるよう、2次選考日は朝から夕方まで予定を入れないことが基本です。


1次選考の合格発表から面接までは時間が短い

1次選考の合格発表から2次選考までは、それほど長い準備期間があるわけではありません。

2026年度実施の入学試験では、I期の1次選考合格発表が2026年6月12日、2次選考が6月21日です。II期は10月16日に1次選考の合格発表があり、10月25日に2次選考が行われます。

III期は2027年1月29日に1次選考の合格発表があり、2次選考は2月6日です。

合格発表を確認してから面接日までに使える期間は限られています。仕事の調整、交通機関や宿泊先の手配、研究計画の見直し、模擬面接などを同時に進める必要があります。

だからこそ、面接日に予定を入れないことや、移動方法を事前に調べておくことが重要です。


社会人受験生は仕事の予定を早めに調整する

社会人受験生の場合、面接日が土曜日や日曜日であっても、休日出勤や当番勤務、出張などと重なる可能性があります。

1次選考の合格発表後に休みを申請しようとしても、勤務先の事情によっては調整が難しいことがあります。

受験する期を決めた段階で、2次選考日をスケジュールへ登録し、必要に応じて勤務先へ早めに共有しておきましょう。

具体的な面接時間が決まっていなくても、「大学院入試のため、当日は終日予定を空ける必要がある」と説明しておけば、合格発表後の調整がしやすくなります。

面接時間だけ休めばよいと考えるのではなく、会場までの移動、受付、待機、終了後の時間まで含めて余裕を持たせることが大切です。


ほかの試験や家族の予定を重ねない

2次選考日には、資格試験、ほかの大学院の入試、結婚式、家族行事などを入れないようにしましょう。

面接時間を変更できない以上、予定が重なった場合は、どちらかを諦めなければならない可能性があります。

特に、午前と午後で分ければ両方参加できると考えるのは危険です。面接時間だけでなく、集合時間や待機時間が指定される場合もあります。

また、交通機関の遅れや面接終了時刻のずれも考えられます。2次選考日は慶應SDMの入試を最優先とし、ほかの予定は別日に調整するのが安心です。


遠方から受験する場合は前泊も検討する

関東圏外から会場へ向かう場合は、朝早い時間を指定される可能性を考え、前泊できるよう準備しておきましょう。

当日の始発で移動すれば間に合う計算であっても、新幹線や飛行機の遅延、悪天候、交通機関の運休などが発生する可能性があります。

入試当日の遅刻は、受験そのものに影響する重大な問題です。費用はかかりますが、移動時間が長い場合は、前日に会場周辺へ移動しておく方が安心です。

宿泊先を予約する場合は、キャンセル期限や変更条件を確認しましょう。1次選考の結果が出る前に予約する場合は、直前まで変更やキャンセルが可能なプランを選ぶ方法もあります。


夕方の指定に備えて帰宅時間にも余裕を持つ

遠方から受験する方は、朝の移動だけでなく、面接終了後の帰宅方法も考えておく必要があります。

夕方の時間を指定された場合、受付や待機を含めると終了が遅くなる可能性があります。その日の最終の新幹線や飛行機へ間に合うとは限りません。

当日中の帰宅を前提に交通手段を予約すると、面接中も帰りの時間が気になり、集中できなくなることがあります。

必要であれば、面接当日も宿泊し、翌日に帰宅する予定を検討しましょう。移動時間に余裕を持たせることで、面接へ集中しやすくなります。


合格発表後にすぐ確認したい項目

1次選考の合格を確認したら、最初に指定された集合時間と試験時間を確認します。

次に、面接の実施方法が対面かオンラインか、会場はどこか、受付場所はどこかを確認してください。

対面の場合は、最寄り駅から建物までの所要時間や、キャンパス内の移動経路も調べます。初めて訪れる場所であれば、駅へ到着してから会場を探す時間も必要です。

持ち物、受験票、本人確認書類、研究計画書の控えなど、研究科から指定されたものも確認しましょう。

案内がメールで届く場合もあるため、出願時に登録したメールアドレスや迷惑メールフォルダも確認してください。


オンライン面接でも時間に余裕を持つ

オンラインで実施される場合も、指定時刻の直前にパソコンを開けばよいわけではありません。

通信環境、カメラ、マイク、使用するソフトの動作を事前に確認し、指定された接続時刻より余裕を持って準備しましょう。

面接中に家族の声や生活音が入らないよう、静かな場所を確保することも重要です。

パソコンの更新が始まる、通信が不安定になる、接続先が分からないといった問題に備え、予備の端末やスマートフォンからの接続方法も確認しておくと安心です。


面接時間だけでなくコンディションも整える

スケジュール管理で大切なのは、指定された時間に間に合わせることだけではありません。十分な睡眠を取り、落ち着いた状態で面接へ臨める予定を組むことも必要です。

前日に夜遅くまで仕事をしたり、当日の面接前に予定を詰め込んだりすると、集中力が低下してしまいます。

面接前日は研究計画や想定質問の最終確認にとどめ、早めに休むことをおすすめします。

当日は食事の時間も考え、空腹や満腹で集中できない状態を避けましょう。午後の面接であっても、午前中に仕事や用事を入れず、心身を整える時間として使うことが大切です。


面接直前に教員へ相談することはできない

慶應SDMでは、出願前に教員との事前コンタクトが必要です。ただし、各期の出願締切日から2次選考の合格発表までは、事前コンタクト申込みフォームが閉鎖されます。

そのため、1次選考の合格後に研究内容について教員へ相談したり、面接で聞かれそうな内容を確認したりすることはできません。

面接準備では、出願時に提出した研究計画書、志望理由書、経歴書、事前コンタクトで送信した内容を読み返しましょう。

それぞれの内容に矛盾がないか、自分の言葉で説明できるかを確認することが重要です。


当日のチェックリストを作成する

面接当日に忘れ物や確認漏れを防ぐため、前日までにチェックリストを作っておきましょう。

  • 集合時間、試験時間、会場、受付場所
  • 交通経路、所要時間、代替ルート
  • 受験票、本人確認書類、筆記用具
  • 研究計画書や志望理由書の控え
  • 携帯電話やパソコンの充電
  • 勤務先や家族への予定共有
  • 宿泊先や帰りの交通手段

オンラインの場合は、接続URL、ログイン情報、カメラやマイクの動作もチェック項目へ加えます。


まとめ

慶應SDMの2次選考では、試験時間が1次選考の合格発表時に研究科から指定され、受験生の都合による変更はできません。

そのため、受験する期を決めた時点で2次選考日を終日空け、仕事やほかの予定を重ねないことが重要です。

遠方から受験する場合は、朝早い指定に備えた前泊や、夕方の指定に備えた帰宅計画も検討しましょう。

合格発表後は、集合時間、会場、持ち物、交通経路をすぐに確認し、勤務先や家族にも予定を共有してください。

面接時間を選べないことを不安に感じるのではなく、どの時間を指定されても対応できる状態を事前につくることが大切です。余裕のあるスケジュール管理が、落ち着いて2次選考へ臨むための土台になります。


注意事項:本記事は、慶應SDMの2次選考に向けた一般的なスケジュール管理や移動準備の考え方を含めて作成しています。2次選考の日程、試験時間、集合場所、実施方法、会場、持ち物、オンライン実施の有無などは変更される場合があります。受験準備を進める際は、必ず慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の公式サイト、最新の入学試験要項および1次選考合格発表時に通知される案内をご確認ください。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。