【KBSの魅力】エグゼクティブセミナーで実務の課題に挑む

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今回のテーマは「【KBSの魅力】エグゼクティブセミナーで実務の課題に挑む」です。

これまで、KBSのMBAプログラムやEMBAプログラムについてご紹介してきました。どちらも、経営を体系的に学び、リーダーとしての力を高めるための本格的な学位プログラムです。

一方で、「2年間の学位プログラムに通う時間は取れないけれど、KBSの学びに触れてみたい」「今の実務課題に直結する形で経営を学びたい」と考える社会人の方もいるのではないでしょうか。

そのような方に向けて用意されているのが、KBSのエグゼクティブセミナーです。

エグゼクティブセミナーは、社会の第一線で活躍する実務家が、短期間で集中的に経営を学び、自社や自身の課題解決に活かすための実践的なプログラムです。

エグゼクティブセミナーとは何か

KBSのエグゼクティブセミナーは、実務家のための実践的人材育成プログラムです。

組織のマネジメント能力や戦略的実行力を、慶應型ケースメソッドと異業種交流を通じて身につけることを目的としています。

日々のビジネス環境は、急速に変化しています。過去の成功体験や、自分の専門分野だけの知識では対応しきれない課題も増えています。

たとえば、新規事業の立ち上げ、組織改革、人材育成、海外展開、DX、事業承継、企業変革など、経営課題は複雑に絡み合っています。

こうした課題に向き合うためには、経営全体を見渡す視野と、状況に応じて判断し実行する力が必要です。

エグゼクティブセミナーは、そうした力を短期間で集中的に磨くための学びの場です。

学位プログラムとは異なる実践性

MBAやEMBAは、一定期間をかけて体系的に学び、学位取得を目指すプログラムです。

一方、エグゼクティブセミナーは、学位取得を目的とするものではありません。

特定のテーマや目的に合わせて、実務家が必要な学びを集中的に得ることを重視しています。

そのため、現在の仕事を続けながら参加しやすく、学んだ内容をすぐに実務へ活かしやすい点が大きな特徴です。

「今、自社で起きている課題をどう考えればよいのか」「自分のマネジメントをどう変えればよいのか」といった具体的な問題意識を持って参加することで、得られる学びはより大きくなります。

慶應型ケースメソッドで経営を疑似体験する

エグゼクティブセミナーでも、KBSの教育の核である慶應型ケースメソッドが活用されています。

ケースメソッドでは、実際の企業が直面した経営課題を題材に、「自分が経営者ならどう判断するか」を考えます。

講師の話を聞いて終わる一方通行の研修ではありません。

参加者は事前にケースを読み込み、自分なりの考えを持ってセミナーに臨みます。そして教室では、他の参加者と意見を交わしながら、判断の根拠や視点を深めていきます。

自分の考えを言葉にし、他者からの意見を受け止め、必要に応じて考えを修正する。このプロセスそのものが、経営者としての思考力を鍛える訓練になります。

異業種交流がもたらす気づき

エグゼクティブセミナーの大きな魅力の一つが、異業種交流です。

参加者は、メーカー、金融、IT、医療、サービス、行政など、さまざまな分野から集まります。

同じケースを読んでも、業界や職種によって見える論点は大きく異なります。

自分の業界では当然だと思っていた考え方が、他業界の人から見るとまったく違う意味を持つこともあります。

その違いに触れることで、自分の思考の癖や、組織内だけでは気づけなかった前提に気づくことができます。

経営幹部やリーダーにとって、自分の常識を疑える環境は非常に貴重です。

異業種の実務家と本気で議論することで、分野を越えた視野と柔軟な発想が磨かれていきます。

多彩なセミナープログラム

KBSのエグゼクティブセミナーには、目的や対象に応じたさまざまなプログラムがあります。

たとえば、高等経営学講座は、経営の全体像を体系的に学び直し、次世代の経営幹部候補を育成するためのプログラムです。

経営幹部セミナーは、すでに経営に近い立場で意思決定に関わる方や、今後経営陣としての役割が期待される方に向けた実践的な学びの場です。

週末集中セミナーは、平日に業務を離れにくい社会人でも参加しやすいよう、週末などを活用して集中的に学ぶ形式です。

また、ケースメソッド教授法セミナーのように、ケースメソッドをどのように教えるかを学ぶプログラムもあります。

企業内研修や教育機関で人材育成に携わる方にとっても、KBSの知見を学べる貴重な機会となるでしょう。

実務にすぐ活かせる学び

エグゼクティブセミナーの価値は、学んだ内容を実務に直結させやすい点にあります。

参加者は、それぞれ自社や自部門の課題を抱えて参加します。

ケースで扱われる企業の状況を見ながら、「これは自社にも当てはまるのではないか」「自分の組織ではなぜ同じ問題が起きているのか」と考えることができます。

セミナーで得た視点を、翌日からの会議や部下との対話、事業計画の見直しに活かせることも少なくありません。

短期間であっても、学び方次第では実務に大きな変化をもたらすきっかけになります。

経営者・リーダーとしての視座を高める

エグゼクティブセミナーでは、単に知識を増やすだけでなく、経営者やリーダーとしての視座を高めることができます。

現場の責任者として目の前の業務を改善する視点と、経営全体を見て意思決定する視点は異なります。

売上、利益、組織、人材、顧客、競合、社会的責任など、複数の要素を同時に考える必要があります。

ケースメソッドや異業種交流を通じて、参加者は自分の担当領域を越えた経営全体の見方を身につけていきます。

これは、将来の経営幹部や事業責任者を目指す方にとって、非常に重要な成長の機会になります。

ネットワークも大きな財産になる

エグゼクティブセミナーで得られるものは、知識や視点だけではありません。

共に学ぶ参加者とのネットワークも大きな財産になります。

短期間であっても、真剣に議論し、自社の課題や悩みを共有した仲間とは、深い信頼関係が生まれます。

同じ会社や業界の人には話しにくいことも、利害関係の少ない異業種の仲間には相談しやすい場合があります。

セミナー後も続くつながりが、将来のキャリアや事業展開において思わぬ支えになることもあるでしょう。

まとめ

今回は、KBSのエグゼクティブセミナーについてご紹介しました。

エグゼクティブセミナーは、実務家が短期間で集中的に経営を学び、自社や自身の課題解決に活かすための実践的な人材育成プログラムです。

慶應型ケースメソッド、異業種交流、多彩なセミナー形式、実務への直結性、そして参加者同士のネットワークが大きな魅力です。

2年間の学位プログラムに進むことが難しい方でも、KBSの学びに触れ、自分の視座を大きく広げることは可能です。

自社を変えたい、自分のマネジメントを見直したい、次の経営幹部として成長したいと考えている方は、ぜひKBSのエグゼクティブセミナーにも注目してみてください。


※本記事は執筆時点の情報をもとに作成しています。セミナーの名称、内容、開講時期、対象者、募集要項等は変更される場合があります。最新情報については、必ず慶應義塾大学大学院経営管理研究科(KBS)公式サイトをご確認ください。

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※この記事は専門家による監修のもと執筆されています。

この記事を監修した人

小杉樹彦(志樹舎 創業者)

小杉 樹彦(こすぎ・たつひこ)
志樹舎 創業者/博士(学術)
慶應義塾大学院修了後、2015年1月に院試専門オンライン予備校「志樹舎」を設立。 代表講師として10〜60代まで延べ5,000人以上の受験生を指導。 早慶・国公立をはじめとする難関大学院で合格率9割超の実績を持つ。 現在は大学院入試対策の専門家として、テレビ・新聞・雑誌など幅広いメディアで活動中。 ロングセラー『減点されない!勝論文』(エール出版社)ほか著書・論文多数。